Firefoxが57.0にアップデートされてWeb Extensionに対応していないプラグインは軒並み使えなくなりました。
Vimfxも非対応のため、アップデート後に使えなくなりました。
これは以前から決まっていましたが、いざ使っているプラグインが半分ほど使えなくなると、結構びっくりしました。
悲しいことに、VimFxについては,開発者から57以降に対応しない事が明言されています。
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Note: VimFx is a legacy Firefox extension, which is not compatible with Firefox 57+. (And never will be.)
If you’re looking for a replacement for VimFx, check out these extensions:
(VimFx
won’t be updated to work with newer Firefox versions, because it is a
big task that nobody has felt like tackling. However, the source code is
free, so if you feel like giving it a shot you can totally do so!)
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代わりに、類似のプラグインを試してみてくれということでした。
もしくは、ソースコードはGitHubで公開しているのだから、対応させたければ自分でやれるよ!との事です。
GitHubのコミット内容を見てみると、少し悲しい気持ちになりました。
8月の段階でのコミットコメントが以下で、この段階で、他への移行を勧めていました。
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VimFxは、死んだプロジェクトだから,もう修正や要望も送らないでねと伝えています。
もし自分が開発者だったら、こういうことを書かないといけないのは辛いです。
私だったら、放置してしまいそうですが、この開発者の方は、きちんとプロジェクトの終わりを宣言して、移行先まで伝えているので、相当良い人ですね。
最後のコミットでは以下の文章が追加されています。
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VimFx won’t be updated for Firefox 57+.
(And never will be.)
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8月の段階で死んだって伝えてはいたけれど、実際に57へのアップデートが始まって使えなくなってしまった人たちからアップデートの要望があったのでしょうね。
そういうわけで,VimFxからは移行することにします。
VimFxにはお世話になりました。ありがとう!
プログラミングとか
2017年11月17日金曜日
2017年10月21日土曜日
解決済み:Windows 10 Fall Creators Update (1709) の不具合・トラブルが発生
Windows 10のFall Creator Update (1709)を適用したところ不具合・トラブルが発生したので,そのときの対処方法のメモ
症状
Windowsの大型アップデート直後には良くある問題なので,Microsoftが修正するのをしばらく待ちます
症状
- 2台のPCで不具合が発生
- 1台目:Thinkpad T450s -- 無線LANが動作しなくなった
- 2台目:自作デスクトップ -- 動作はしているようだがディスプレイに何も表示されなくなった
- Thinkpad T450sについては,無線LANを動作させる方法がわかったので追記
- [デバイスマネージャー]-[ネットワークアダプタ]の中にあるVPN,WAN関係のアダプタを全て削除して再起動(※環境によっては削除してはいけない場合もあるので注意)
- 以前のバージョンに戻した
Thinkpad T450s:「設定」-「更新とセキュリティ」-「回復」から”以前のバージョンのWindows 10に戻す”を実行- 自作:画面が表示されないため、自己修復モードから以前のバージョンに戻した。自己修復モードにするには,起動を2回失敗すれば良いので,起動中に電源ボタン長押しを2回実行した。「トラブルシューティング」-「詳細オプション」-「以前のバージョンに戻す」を選択
- (追記)NVIDIAのドライバをバージョン388.31にアップデートをしてからWindows Updateを適用したが、画面が表示されない問題は解決されていない
Windowsの大型アップデート直後には良くある問題なので,Microsoftが修正するのをしばらく待ちます
2017年9月5日火曜日
解決済み:夜間モード設定がオンに出来ない問題(Windows10)
Windows 10から追加された夜間のブルーライトカット機能が,オンに出来なくなった場合の解決方法
以下のどちらかで解決するはず
[デバイスマネージャー]->[モニター]->[ドライバの更新]
自動で更新出来ない場合は,ディスプレイの製造メーカーのHPでドライバをダウンロードしてくる
2.グラフィックカードドライバの更新
nvidia等のHPから最新のドライバをダウンロードして更新する
グラフィクスカードの場合は,デバイスマネージャーからのドライバの更新はお勧めしない.
その場合は,Windows updateでの更新になるが,たまに更新に失敗して画面が表示されないといった問題が発生する
以下のどちらかで解決するはず
- ディスプレイドライバの更新
- グラフィックカードドライバの更新
[デバイスマネージャー]->[モニター]->[ドライバの更新]
自動で更新出来ない場合は,ディスプレイの製造メーカーのHPでドライバをダウンロードしてくる
2.グラフィックカードドライバの更新
nvidia等のHPから最新のドライバをダウンロードして更新する
グラフィクスカードの場合は,デバイスマネージャーからのドライバの更新はお勧めしない.
その場合は,Windows updateでの更新になるが,たまに更新に失敗して画面が表示されないといった問題が発生する
2017年8月6日日曜日
NeoBundleからdein.vimに移行
ここ最近vimの起動が異常に遅くなってきたので,良い機会なのでvim環境を整理した.
長いことプラグインを整理していなくて,使っていない物も含まれていたり,開発が止まっている物もあったりなので,そのあたりが原因だろう.
vim本体の7.4から8.0移行も放置していたのでアップグレードすることにして,それに合わせてプラグイン管理をNeoBundleからdeinに変更した .
プラグインの管理は,NeoBundleの時から簡単にしかしていなかったので,今回もhttps://github.com/Shougo/dein.vimに従って最低限の設定だけにした.
環境再構築後は,サクサク動作するようになって快適.
deinに移行したら快適になったというよりは,管理していなかったプラグインとvimrcを整理したら快適になったが正しいな.
長いことプラグインを整理していなくて,使っていない物も含まれていたり,開発が止まっている物もあったりなので,そのあたりが原因だろう.
vim本体の7.4から8.0移行も放置していたのでアップグレードすることにして,それに合わせてプラグイン管理をNeoBundleからdeinに変更した .
プラグインの管理は,NeoBundleの時から簡単にしかしていなかったので,今回もhttps://github.com/Shougo/dein.vimに従って最低限の設定だけにした.
環境再構築後は,サクサク動作するようになって快適.
deinに移行したら快適になったというよりは,管理していなかったプラグインとvimrcを整理したら快適になったが正しいな.
2017年7月6日木曜日
Boostのビルド(インテルコンパイラ+VS2015)
Boost(1.64.0)をVisual Studio 2015でビルドする方法
Boostは1.42.0以降からCmakeには非対応になったためb2でビルドする必要があります.
http://stackoverflow.com/questions/2629421/how-to-use-boost-in-visual-studio-2010
Boostは1.42.0以降からCmakeには非対応になったためb2でビルドする必要があります.
- 環境設定を行う."C:\Program Files (x86)\IntelSWTools\compilers_and_libraries\windows\bin\compilervars.bat intel64 vs2015"を実行する.32ビットの場合はia32,Visual Studioのバージョンは必要なバージョンを指定する
- Boostのディレクトリに移動する.
- bootstrap.batを実行するとb2.exeという実行ファイルが生成される
- b2.exe --toolset=intel-17.0-vc14 --cxxflags=/Qstd=c++11 --build-type=complete architecture=x86 address-model=64 -j 8 stage.--cxxflagsでc++11対応の設定.-jオプションはビルドの並列数のしていなので,マルチコアの場合は指定しておくと高速にビルドできます.最後のstageはビルドされたライブラリが出力されるディレクトリパスです.私はBoost.Pythonは使わないので"--without-python"を追加しています.
- 待っていると,そのうちビルドが完了する.
- ここからは必要があれば追加で実行する.追加するライブラリはZlibとbzip2というアーカイブ関係のライブラリ.b2.exe --toolset=intel-17.0-vc14 --cxxflags=/Qstd=c++11 --build-type=complete
architecture=x86 address-model=64 -j 8 stage
--prefix=c:\Boost -sBZIP2_SOURCE="C:\bzip2-1.0.6" -
sZLIB_SOURCE="C:\zlib-1.2.11".というようにZlibとbzip2のソースディレクトリのパスを指定して実行する. - ビルドが完了するとBoostでzlibとbzip2が使えるようになる
- b2.exe --toolset=intel-17.0-vc14 --cxxflags=/Qstd=c++11 --build-type=complete architecture=x86 address-model=64 -j 8 install --prefix=C:\Boost.ここで--prefixはインクルードファイル,ライブラリファイルがインストールされるディレクトリパスなので,個人の環境に合わせて変更する
--prefixで指定したディレクトリにインクルードディレクトリとライブラリディレクトリがコピーされていれば完了
一応,Visual Studio 2012,2013,2017でも1番目のVisual Studioコマンドプロンプトの部分をそれぞれのバージョンに合わせて実行すればビルドできます.
以下のページを参考にしました
https://software.intel.com/en-us/articles/building-boost-with-intel-c-compiler-150http://stackoverflow.com/questions/2629421/how-to-use-boost-in-visual-studio-2010
2016年2月25日木曜日
Boostのビルド Visual Studio 2015
Boost(1.60.0)をVisual Studio 2015でビルドする方法
Boostは1.42.0以降からCmakeには非対応になったためb2でビルドする必要があります.
http://stackoverflow.com/questions/2629421/how-to-use-boost-in-visual-studio-2010
Boostは1.42.0以降からCmakeには非対応になったためb2でビルドする必要があります.
- Visual Studioコマンドプロンプトを開くか,普通のコマンドプロンプトを開いて64ビット版をビルドしたければ,"C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\vcvarsall.bat"を実行する.これはVisual Studio用の環境変数を設定するバッチファイルです.(b2.exeのビルド自体は32ビットなので64ビット版の環境設定を設定する必要ないです.)
- Boostのディレクトリに移動する.
- bootstrap.batを実行するとb2.exeという実行ファイルが生成されているはず
- 64ビット版の場合:b2.exe --toolset=msvc-14.0 --build-type=complete architecture=x86 address-model=64 -j 8 stage.32ビット版の場合:b2.exe --toolset=msvc-14.0 --build-type=complete stage.-jオプションはビルドの並列数のしていなので,マルチコアの場合は指定しておくと高速にビルドできます.最後のstageはビルドされたライブラリが出力されるディレクトリパスです.私はBoost.Pythonは使わないので"--without-python"を追加しています.
- 待っていると,そのうちビルドが完了する.
- ここからは必要があれば追加で実行する.追加するライブラリはZlibとbzip2というアーカイブ関係のライブラリ.
b2.exe --toolset=msvc-14.0 --build-type=complete architecture=x86 address-model=64 stage --prefix=c:\Boost -sBZIP2_SOURCE="C:\bzip2-1.0.6" -
sZLIB_SOURCE="C:\zlib-1.2.8".というようにZlibとbzip2のソースディレクトリのパスを指定して実行する. - ビルドが完了するとBoostでzlibとbzip2が使えるようになる
- b2.exe --toolset=msvc-14.0 --build-type=complete architecture=x86 address-model=64 install --prefix=C:\Boost.ここで--prefixはインクルードファイル,ライブラリファイルがインストールされるディレクトリパスなので,個人の環境に合わせて変更する
--prefixで指定したディレクトリにインクルードディレクトリとライブラリディレクトリがコピーされていれば完了
一応,Visual Studio 2005,2008,2010,2012でも1番目のVisual Studioコマンドプロンプトの部分をそれぞれのバージョンに合わせて実行すればビルドできます.
以下のページを参考にしました
http://stackoverflow.com/questions/2629421/how-to-use-boost-in-visual-studio-2010
2014年12月5日金曜日
MendeleyでFile Organizerが同期したファイルに反映されない
文献管理ソフトMendeleyは,500MBまではフリーで使えて,とても便利です.
どのバージョンから発生していたのかは不明なのですが,File Organizerを設定して自動ファイル振り分けを使っているつもりだったのですが,動作していませんでした.
起こっている動作
解決法は2種類あって,1番目がBestと回答されていましたが,根本的な解決にはなっていません.
確かに,手動でフォルダ分けしなくてもMendeleyが管理してくれるので,ドライブ容量の問題などでCドライブ以外に移動させたい以外にはメリットは少ないです.
私の場合も,実は整理されていないのに気がついて気持ちが悪いだけで,実用上の問題はありません.
どのバージョンから発生していたのかは不明なのですが,File Organizerを設定して自動ファイル振り分けを使っているつもりだったのですが,動作していませんでした.
起こっている動作
- 新規インストールしてサーバーからPDFをダウンロードしてくるとMendeleyのDownloadフォルダ(C:\Users\(User name)\AppData\Local\Mendeley Ltd\Mendeley Desktop\Downloaded)に保存される
- File Organizerを設定しても,ファイルは移動されない
- File Organizerで設定されたフォルダにサブフォルダは作成される
- Bibtexの自動保存ファイルは設定場所に保存される
解決法は2種類あって,1番目がBestと回答されていましたが,根本的な解決にはなっていません.
- バージョン1.9.2をインストール
- File Organizerの設定フォルダをCドライブにする
確かに,手動でフォルダ分けしなくてもMendeleyが管理してくれるので,ドライブ容量の問題などでCドライブ以外に移動させたい以外にはメリットは少ないです.
私の場合も,実は整理されていないのに気がついて気持ちが悪いだけで,実用上の問題はありません.
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